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別の写真ブログ

2010年10月27日

写真を載せられるブログを開設した。

よかったら、http://blog.goo.ne.jp/kaze_fuku_sun

をのぞいてみてください。まだちょっと変ですが。

タウリン?

2010年10月26日

谷川岳の後、筋肉痛はないものの、疲労感があるので、チョコラBBローヤル2を飲んだのだが、不思議なことに、胃腸障害で医者で薬を頂いても不快感を常に感じていたのが、なんだか、あまり感じないのだ。

このチョコラBBローヤル2にはもちろんビタミンB2、B6、B1とかタウリンとか、ローヤルゼリーの成分とか、杜仲茶の成分とかカフェインも入っているようだが、何のおかげかしら?

まあ、夕方には多少効き目が薄れるみたいだが。

タウリンが疲労回復に効くとはよくコマーシャルでもやっているのに、タウリンのことを調べたことがなかったので、調べてみたら、いろいろな効能があって、コレステロールを下げるとか、胆汁の分泌を促して、小腸の働きを良くするというものがあった。また自律神経を調整するというものもあって、このあたりが私には効いたのかなと思った。

その中には、昔日本の軍隊がタコを集めてエキスを取り、兵隊に飲ませたというものがあった。たこにはタウリンがたくさん含まれるから、疲労回復などに使ったのだという記事もあった。

このまま効くのか、しばらく飲んでみよう。

谷川岳登山 厳剛新道から

2010年10月23日

今日は谷川岳紅葉登山に誘われて、早朝に集合。高速は順調でロープウェイ駐車場に着いたのが8時ごろ。駐車場に入れて6Fから外に出て、車道を歩いて、登山指導センターにより、登山届を出して、マチガ沢出会いまで車道を歩き、厳剛新道へ入る。

最初のうちは紅葉樹林帯の気持ちの良い登山道で、周囲の紅葉の山々も見渡せるが多少岩が多い。熊の目撃情報が多いというので、鈴をそれぞれつけて歩いた。車道には山姿の人もいたが、こちらを歩くのは、私たちだけ。緊張しながら、30分で一回休憩を取りながら、第一展望台へ。ほぼコース時間は標準なみ。ただ、私としてはかなり頑張って歩いていた。見事な展望だ。山小屋に泊まって下りていらしてきた方が、写真を撮っていらした。

そこからは、岩場が多くなり、段差も大きいのでしんどい道が続く。紅葉と展望が疲れを癒してくれるが、延々と続く岩場に、バテ気味。そのうちに鎖場にでる。足がかりを探すのが難しいが、何とか登る。少し平らになるが、また鎖場。三つ目の鎖場を通過して、しばらく頑張ると、西黒尾根道との合流点ラクダのコルに到着。左右の展望の開けた、尾根道だ。どちらも紅葉がきれい。とまの耳とおきの耳の頂上の岩場に小さく点が見えて、登山者らしい。

合流点からの岩場は、鎖こそないが、なかなかスリルがある。ロープウェイで登ってきた方々とか山小屋泊まりの方々が下山し始めていて、結構な混雑だ。

肩の小屋の手前で遅い昼食(1時近かった)とした。ラクダのコルから頂上一帯は快晴で暑いくらい。弁当を広げるが、疲れすぎたせいか、食欲がわかない。自家製の梅干しがしょっぱすぎたおにぎりを食べたら、もうほかの物があまり入らない。せっかく持参したものもあまり食べられなかった。でもトマトやフルーツはおいしく食べられた。水筒のお湯でコーヒーなどを入れ、しばらく休憩。2時には出発しないと、ロープウェイに乗れなくなるというので、男性群だけ、とまの耳まで足をのばし、我々女性は小屋の横のトイレに並んだ。結構時間がかかってしまう。ところがトイレを出たところで足がつってしまった。生まれて初めて足がつったのだ。これがつるっていうことなのね。やっとの思いで、痛むところをもみながら、歩いていたら、何とか歩けた。それで笹原の道を休憩の場所に戻り、湿布と下山に備えて膝プロテクトを付けて、下山開始。階段上の天神尾根を下るが霧がでて、涼しくなる。しかし上着を着るほどではなかった。2本ストックも出す。

歩き出してすぐに、今度は左足がつってしまったが、もみほぐしながら歩くうちに直ってきた。休憩で少し体が冷めたからかもしれない。良かった、歩けて!下山道はかなりの渋滞状態で、湿布を張る余裕がなかった。階段、木道などを経て樹林帯に入り、気持ちのよい紅葉した広葉樹などを見ながら、ひたすら下りる。結構きついところもあり、新しい鎖も設置された場所もあったが、ストックを使いながら、何とか下りた。

遠くに見ていた、赤い屋根の熊穴沢避難小屋があっという間に近づき、通り過ぎようとしたが、友人が道標の写真を撮るので私も立ち止まったら、先行していた男性群が小屋の横から呼び止めてくれた。小屋には入れてテーブルとベンチがあって、時間のめども立ったので、中で少し休んだ。

それから、また滑りやすい木道とか岩の道をだどって言ったら、ロープウェイ駅にでた。この時間帯にも関わらず、登って行く人たちも多くて、全員小屋に止まるとも思えないし、ロープウェイは5時までに並ばないと乗れないと私たちは聞いていたので、みなさんどうなさるのかしらと心配した。結構薄着の人たちもいらしたし。

ついてみて驚いた。先に下りた男性が聞いたのは、ロープウェイに乗るのに2時間待ちだとのこと。ロープウェイの下の道を下りれば1時間で下りられるという。

しかし、ロープウェイ下の道のことがわからず、今から歩いても5時過ぎになるので、暗くなる。もちろんヘッドランプは持っているものの、相当に疲れて私たちは、待つことを選んだ。広場に大勢の人たちが並んで待っている。ツアー客の中には、ロープウェイで登ってきて、そのままどこにもよらずに広場に並んだ人たちもいるそうだ。ロープウェイからの紅葉はきれいだったろうと思うが、夕暮れの寒いのっぱらで並んで待つのは苦痛だろう。雨でも降ったら悲惨ですね。

少しずつ列は進み、やっとのことでビルの中に入るが、外気が入ってきて涼しい。暖かい飲み物も大方は売り切れ。忍耐強く並んで、階段を上がり、切符を買って、乗車。定員は22名とのことで、意外に多かった。暗くなって、谷川岳もくっきり黒く浮かぶが、もちろん紅葉も見えない。下を見ると狭い通路が下に通じていて、あれが下山道らしい。途中に熊の通り道もあるらしいから、夕方には通りたくないですね。でもロープウェイがこんなに通っているときにも熊が通るのかしら?そんな道を下りていく人たちも少数だが見受けられた。こんなにしっかりした道なら、歩いてもよかったなと思った。(その道は地図には出ていなかったのだ。)天神平の気温は9度と出ていたから、まだ並んでいる人たちはさぞ寒いことだろう。

帰りは、温泉によって帰るのだが、最初考えていた湯テルメは混雑しているというので、引き換えし、沼田に出て、白沢の望郷の湯に寄った。新しい施設でなかなか立派。営業時間も遅くまでやっていて、食事もおいしかった。その後関越も圏央道も順調で、集合場所に無事に戻った。

しかし、富士山よりもはるかに大変だったので、明日は足が痛くなりそうだ。後から考えたら、私たちも十分頂上を極める時間はあったのだが、その時は、時間配分に自信がなかったから、仕方ないですね。夏は花も多そうだから、また挑戦しよう。

そうそう結局今回は古い靴で登った。滑りやすかったが、それでも何とかなりました。

明日は山に行く予定

2010年10月22日

明日は友人に誘われて、谷川岳に行くが、厳剛新道を登るというので、かなり心配。

このところ、体調も少し悪いし。はてさてどうなりますか?天気はよさそうだけど。日曜日ならもっと参加者が増えて心強いのだが。

頑張って行こう!

奄美大島の豪雨

2010年10月20日

奄美大島で豪雨の被害が甚大らしい。

まだ雨もやんでいなくて、被害の状況もわかっていないようだが、老人施設で、被害が出ているようです。被害が広がらないといいですね。

天気予報とかでは、あまり情報を聞かなかったような気がする。台風の影響があるそうだ。

今年は、天候が不順で、暑すぎたりしてお米も不作らしいし、野菜の高騰とか、今日のニュースでは青森のホタテが少ないそうだ。農業の方も漁業の方も大変だ。

反面マツタケが豊作とか。親が昔、大量のマツタケが九州の山で採れたと言っていたが、その時の気候が今年と似ていたのか、ずっとたくさん取れたのか、ちょっと気になった。

高尾山から景信山2010.10.17.

2010年10月17日

今日は、用事がなくなって、週末の登山に備えて新しく買った靴の足慣らしに、高尾山に出かけた。店では、問題なさそうな靴だったが、履いてみないことには分からないから。

朝も少しゆっくりして、8時半ごろ最寄駅に行ったが、準特急は出た直後。仕方ないので次に来た高幡不動行きの電車にのったが、府中競馬場に向かう人たちで結構座席は埋まっていた。

彼らは東府中で乗り換え、今日はお馬さんでなく、象さんだよというお孫さんを連れた一団が、高幡不動で、動物公園行きの電車に乗り換えた。お土産にライオンはどうかなと、しゃべりながら。楽しい一団だ。

高幡不動で電車を乗り換え、北野でまた乗り換えて高尾山口に。結構な人出だ。ケーブルカーに乗る人たちが列を作っていた。ケーブル駅の前に、きれいな着物を着た子供たちがいたが、お寺で何か行事があるのかしらね。

稲荷山コースに入るが、こちらも人が多い。親子ハイキングの行事らしく、親子連れが多い。道々アザミ、タムラソウ、リュウノウギク、シロヨメナ、ヤクシソウなどがみられる。

私としてはかなり飛ばして歩いたのだが、到着時間は標準タイム。高尾山山頂くらいまでは、靴の状態も問題なかった。

雲が多かったのだが、うっすらした富士山まで見えて感激。山頂は親子連れがたくさん休憩していた。私はアイス最中を買ったが、170円もするのには驚いた。値上げしていた。

一息ついて、このまま戻るかどうか考えたが、もう少し歩いてみないと、と思って、一丁平方面へ。このあたりも子供連れが多くて、あれっ!どこまでみなさん行くのかしら?と思って、ところどころに立って案内している方に聞いたら、相模湖まで歩くのだそうだ。かなり厳しいですね。慣れていないと。

もういやだ、とか疲れ切った子供を負ぶうお父さんもいらして、大変だなと思う。でもそのお父さん、ここまで頑張ったんだから、とお子さんをほめていたので、また驚いた。良い父親なんだろうな。

一丁平の手前の休憩スペースもたくさんの親子連れやハイカーでにぎわっていた。ひと登りした一丁平では、もう富士山は見えなかった。日差しが出て暑いくらい。私も途中で買ったおにぎりを食べる。この辺りは、さくらもみじがはらはらと風に落ちてきて、ススキの穂とともに秋を感じさせる。花も多い。アサギマダラも飛んでいた。

それから、城山にたどり着くと、親子連れは食事のあと、相模湖方面の自然歩道を下って行った。この途中だったかにはサラシナショウマ?も見られた。

私は、コーヒー(インスタントの)一杯を飲んでから、景信山に足を延ばした。まだ靴は問題ない。

景信山のお茶屋さんだったか城山だったか?では、キノコが売られていて、あの赤いたまご茸が売られていたが、値段が書かれていなかったが、おいしいと言われているから高いかなと思って値段さえ聞かなかった。

公衆トイレ(水洗だが手洗いの水はない)の横から小仏のバス停に向かう下り坂に入る。こちらは、ぽつぽつとしか人がいない。最初は広葉樹の道で、キノコのクリタケはクヌギの枯れ木に付くと言っていて、探している人もいたが、そのうちに杉林になって、淡々と下りる。

そういえばバスの時間はどうだったかしら?と思って、駅でもらったパンフをみたら2時発がある。少しスピードを上げた。車道に出ると、下山のためか足が痛くなっている。小指が押されて痛かった。これは直してもらわないと、と思ってバスを待つ。途中玄関先でキノコを売っているところがあった。クリタケと書かれていたが、あの、ニガクリタケと間違えることはないのかな?栽培種かしら?と思いながら通り過ごした。

バスは10分ほどお客さんを待って、出た。2台来ていたから、ほとんどの人は座れた。途中の日陰からのハイカーはほとんど座れなかったが、まあ、高尾駅までは大した距離ではない。私はお豆腐屋さんのあるあたりで熟睡。駅で目が覚めた。

それから、まっすぐ靴を買った店に向かったのだが、預からないと広げられないと言われ、しかも修正のための高いソールを買う羽目に。これは失敗。帰りにそれを付けて歩いたが、小指の痛みは逆にひどくなってしまった。紐を締めすぎたせいもあるだろうけど。

あす、預けに行かないとならないかも。昔、あわないスキー靴に泣いたことを思い出した。靴選びは難しい。

チリの落盤事故

2010年10月14日

チリの落盤事故で、全員が救出されたニュースには私も感動した。

わずかな食料を分け合って、耐え忍んだことは、すごいなと思う。今、それを導いたリーダーの存在が大きくクローズアップされてきている。私は、また、強い家族のきずなと信仰の強さも影響しているのかなと思った。

またチリ政府には鉱業省というのがあって、素早く対応できたという事情もあるらしい。

最初救出が12月になると言われた時には、皆の体力が心配されたし、救出が始まっても、事故がまた起きたらどうなるのだろうか?など、余計な心配もしていたが本当に感動的な救出が達成されてほっとした。

一方で、日本での工事現場での事故で、あっという間に亡くなる方もいらっしゃる。本当に悲しいことだ。人の運命はわからないと思う。

歴史ヒストリアの江戸の話

2010年10月13日

今日の歴史ヒストリアは文化文政のハジケタ江戸時代を取り上げていたが、最後のナレーション、外国人から見た当時の日本人はいつも朗らかに笑って、明るかったのだそうだ。なんだか、すごく意外な気がした。

日本人って、愉快な人種だったんだー!

ウィルスバスターの更新

2010年10月12日

今日、そろそろ、ウィルスバスターの更新の期限なので、更新手続きを取った。

さてはて、新しいPCには体験版を入れたのだが、今までの物は、古い方のPCに入っていて、どうしたらよいかわからない。それで、またチャットサポートにつないで、相談した。

何人かの問い合わせに一人で答えているらしく、時々答えが滞ったが、何とか、体験版をアンインストールして、新しいバージョンの物を再インストールした。2011年版はクラウド式で、軽いらしい。2010年版も2008年版に比べたら、雲泥の差だったけど。本当にセキュリティが作動しているのか、心配になるくらいだ。新しいものは3台に入れられるから、ほかにも入れられるのだが、この2011版は古いPCには条件を満たしていないので、入れられないだろう。メモリーとかがやはり足りないのだ。考えてみたら、息子のソフトの2代目にしてもよかったのかも。同一世帯内なら個人でも法人でも3台に入れられるそうだ。

いろいろな機能が加わっているのだが、どうもまだ理解できない。更新さえも、ばたばたしてぎりぎりになってしまったのだから。今はお金を足せば、クレジットカードなどの情報を盗まれて、実害があった時に限定的だが補償される保険付きも売っていたが、それほど、使うこともないので、保険つきにはしなかったけど。

時々は、ウィルス情報を見た方がよいのだろう。更新手続きは必要なのかしら?クラウドって、よくはわからないが、セキュリティは、サーバーの方でチェックするらしい。それで軽くなっているとのこと。

しかし、このクラウドって、すべての情報が米国に集約されるかもしれないという話も小耳にはさんだ。機密情報がある場合には、クラウドコンピューターを通さない方がよいということか?私にはついていけない話ではある。

男体山2010.10.10.

2010年10月10日

昨日9日、午後3時に集合して中禅寺湖に向かった。雨で観光の人も少ないかもと、早めに着けるかもと期待していたが、雨が降っていて、首都高速が渋滞。東北道もしばらく渋滞していて、どのあたりだったか、やっとすいすい走り出したが相当の雨の中、スピードは出せない。渋滞して遅くなると日光あたりで食事できるか分からないので、大谷パーキングエリヤで、軽食を頂く。安くておいしかった。民宿は何時につくかわからないので、夕食抜きにしてもらっていたのだ。宇都宮に到着したのは、7時ごろ。日光宇都宮有料道路を、どしゃ降りの中、走る。この道路、真っ暗に近く、あまり人家も見当たらない。清滝ICのあたりで、いろは坂からはコンビニがないと言われて、コンビニに入って食料を買い足した。

いろは坂に入ると、真っ暗。車もほとんど通らず、走っていくと、鹿にぶつかりそうになった。鹿も慌てて道路際に崖の方に戻ったので、事故にはならなかったがびっくり。その直後にも崖に3匹の鹿が暗い中に浮かび上がった。紅葉は見られなかったが鹿が見られたからよかったと話しながら、(多分間違えたのか)明智平のパーキングエリアに入ったが、もう8時過ぎでは、真っ暗で何も見えない。そのまま中禅寺湖を目指した。少し道を間違えたりしながら、宿の人に電話して、確認。最初に私がここでは?と思ったところが、その宿だった。

天気予報も雨だし、宿の人に相談したが、今日一日降り続いたので、雨の中を登るのはやめた方がよいと言われて、あきらめて志津乗越までの送迎と雨の中でお弁当を食べるのも大変だろうということで、お弁当もキャンセルして、湯の湖から切込湖あたりに行くしかないかなと思いながら休んだ。天気予報の雲の流れを見ると、午前中は雲の切れ目で晴れそうな印象もあったが。明け方、私は雨音が少ししないような気がしたが、5時半ごろはまた雨音がひどくて、やっぱりダメかなと思ったのだが、6時半になって窓を開けると、くっきりと男体山が見えて、多少霧が動いている程度。これなら登れそう。でも食事時間を遅らせたので、出発は遅くなった。宿の方も志津乗越からの往復なら4時間くらいだから、昼過ぎには帰れるのではないかとおっしゃる。

それで準備をして、出発。宿の方に教わった道順で光徳牧場入り口の手前で右折して、林道に入る。何分すっかり送迎していただくつもりだったので、調べていた道順の地図も打ち出さないまま来ていた。少々不安になり、宿のご主人に確認の電話をした。多少凹凸のある道だが、大方舗装されていた。

雨具を付けて登る覚悟をしていたのだが、裏男体林道の志津乗越に向かうと、なんと日差しが出てきたのだ。ばんざーい!既に簡単な駐車スペースは満車に近い。何とか停めて準備をして出発。もう9時近くになっていた。向かい側の山の紅葉も見ごろ。大真名子山というらしい。少し霧がかかっていた。

男体山→の標識に従って歩き出す。水がちょろちょろ流れているぬかるんだ山道をいくと、志津小屋があったが、そこは、二荒山神社の関係施設かと思ったら、無料開放している避難小屋だそうだ。隣の小さなお社に登山の無事を祈願して歩き出す。

とにかくぬかるんだ山道を歩くのは大変だったが、スローペースで樹林帯を1合目、2合目の標識に沿って登っていくと、見晴らしの良いところにでた。光徳牧場の方が日に当たって、その向こうの山々の紅葉も見事。足元の方の山腹にもナナカマドの赤やミズナラなどの黄葉がきれいだ。

その横のがれ場を登り、樹林帯の根を分けて登るしんどい道をたどると、突然崩落地の部分にでる。案内書によると、鼻毛の薙の突き上げというところらしい。先に進んでいた仲間が霧の向こうで、合図をしている。写真を撮ってくれるらしい。友人を待って、ポーズを取る。私も向こうの仲間の写真を撮る。なかなか面白いところだったが、山道はその脇だが比較的安全だった。

また樹林帯を登るとイワカガミらしい群落をたくさん見かけた。花の季節に来たら素晴らしいだろうなと、話していたら、狂い咲きの小さな一花が見つかった。その先はシャクナゲがたくさん見られた。つぼみはそれほど多いようではなかったけれど、こちらも花の季節に来たら、素敵だろうなと思う。

空気も少し薄くなってきたのか、喘ぎながら登ると、赤い石ころだらけの道にかわり、右手下方に白い崩落地が日に当たってきれいだったが、それ爆裂火口跡だったらしい。そういえば、どこかでかすかに硫黄のにおいがしていた。

8合目から9合目は意外に長くて、疲れもたまってきていたので大変だったが、高山らしくなり、ハイ松や背の低いシャクナゲ、それから笹が増えて、やっと9合目。斜度は軽くなったが、まだ頂上には時間がかかった。長い剣が見えて、ああ、頂上だわと思った次第。一等三角点の標識も見られた。

はてお湯を沸かして待っていると言って先に行った仲間はどこかしらと思ったら、まだまだ先だった。岩場を超えて鳥居を抜け、良縁の鐘というのにも気が付かず、ほかの人たちが鳴らしていたので、私も鳴らした。それでやっと仲間のところに合流して、おやつを出し合い、昼ごはん代わりにした。もう12時半を回っていた。コーヒーを入れていただき、私はしょうが汁、友人は甘酒を飲んだ。日差しは暖かく、とても2500メートル近くあるとは思えなかったが、残念なことに中禅寺湖側は霧がかかってしまい、まったく何も見えなかった。中禅寺湖や戦場ヶ原が見渡せると期待していたのだが。

表参道を登ってきた方に伺ったら、早朝登った人は富士山も見られたとか!残念!

あまりゆっくりしていると遅くなるので、1時15分ごろには片づけて下りだした。今度は早く下りられるかなと思ったのだが、滑りやすく慎重にならざるを得なくて、思ったよりも時間がかかってしまい、全員が下りついたのが4時ごろ。夕方の日差しが当たった紅葉の山々は霧も晴れてくっきり美しかった。

帰りに竜頭の滝とか華厳の滝とか見て帰ろうかと思っていたが暗くなるので、三本松園地でトイレ休憩を取って、いろは坂方面に向かうが、中禅寺湖バス停のあたりは渋滞。しかしいろは坂に入ると車はすいすい動き出して、もう夕闇で色づいているのかいないのか、よくわからない景色の中を下って行った。

日光市内のやしおの湯に寄ったのだが、お風呂の規模の割に、洗い場が少なく、混みあっていた。私は急いで風呂に入り、さっさと出た。途中の放送で食堂のラストオーダーが近いといったからだ。

食堂に行ったら、食券の自販機を6時半で止めるとのこと。皆お昼抜だし、これから食堂を探すのも大変だから、とりあえず、適当に注文を入れておいた。皆それでやむを得ず、頼んだものを食べてもらった。その後、宇都宮日光線をとおり、東北道に入ったが、ほとんどすいすい走り、帰りは3時間かからずに最寄駅横に到着した。

運転してくださった方、登山のお疲れの上に、ありがとうございました。

本当に今日は一度はあきらめた男体山に登れてラッキーでした。