コンテンツへスキップ

不況 資源リサイクル

2008年11月14日
この間まで、鉄スクラップが高騰して、電線やら、マンホールの蓋やらが盗まれたというニュースが相次いでいたというのに、今やスクラップ価格は急激に下落して、業者が悲鳴を上げているとのこと。引き取ってもらうのに、お金を出さないとならないほどだという。倒産する業者や解雇される人、給料が半分になった人などが続出しているそうだ。きっと空き缶を売ってやっと生活していた浮浪者なども収入が激減だろう。
 
プラスティックの再利用なども、原料価格が下がれば、元が取れずに減って行きそうだ。
 
環境対策といいながら、経済が最優先になりがちだ。
 
世界恐慌は、あらゆる国で、金融機関や製造業の倒産が相次ぎ、失業者が増大して、操業停止などによって、生活苦にあえぐ人々がさらに出てくるという時代だそうだ。もうその兆候はあちこちで出てきている。1930年代の恐慌は、結局戦争に結びついてしまった。そうならないように、あらゆる手を尽くしてもらいたいが、当分米国の大統領が正式に変わる1月20日までは、落ち着かない情勢になるらしい。
 
そうそう、政府のバラマキ政策も、住民登録していないネットカフェ難民などは、受け取れない可能性が高いとのこと。本当の底辺に届かないなら、私もむしろ、そのお金を、小中学校などの耐震化や地方の水道管の取替えなどに費やした方が、住民のためにもなるし、今後かなり長い間の基盤整備ができるというものだと思った。思い切って、そういうことに財政出動したほうが良い様な気がする。
No comments yet

コメントを残す